早いもので、前回のギャラリエ・デンでの展示から2年が経ちます。（→前回の展示の様子）
２年ぶりのガラス展覧会のお知らせです。
●期日：2019. 7/31（水）～8/4（日）
●時間：12：00～19：00
（初日 15：00～ ・ 最終日 ～17：00）
●在廊日：7/31・8/3・8/4
今回は、厚木グラススタジオ 代表 小野里澄人さんとの２人展です。
このスタジオは、(旧)ノリタケグラス部門にいた職人さん方が立ち上げた工房です。
ノリタケのグラス部門が閉鎖された後、その職人さん方で再び設立されました。
私は大学の授業で、初めて吹きガラスを体験しました。
当時、大学には溶解炉の設備がなく、
この厚木クラススタジオを借りて授業をしていました。
あの初めてガラスを吹いた時から、十数年・・。
今は、吹きガラスのレンタルをこの工房で行い、制作しています。
熟練した職人さん方に色々と教えて頂いたり、
アシスタントもしてもらしました。
所が残念な事に、
年内で、この厚木グラススタジオは閉鎖されることになりました。
今回この年に、こうして厚木グラススタジオの小野里さんとの
展示が出来、とても感慨深い気持ちです。
さて、今回の展示は、ガラスのカットと金彩を組み合わせた作品を
新たに制作しました。
金彩は2年前、前回の展示に合わせ、初めて試みました。
今回は、ガラスを削った表面やサンドブラストしたガラスに金彩をする事で、
金彩の立体感を楽しめる様、工夫してみました。
鏡面に描く金彩とは違い、
マットな質感や立体感が出ます。
また、今回は少し大ぶりのペンダントも出品します。
ジュエリーの作家さんに、一つひとつガラスに合った金具をお願いし、
どれもこれも、とても愛着の湧くペンダントに仕上がりました。
暑い盛りですが、涼しげなガラスを是非ご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしております。
