仕事集-D山荘改修工事

シンプルに…

地元材を使いたい。それも工業化されずに捨てられる運命にあるもの(たとえば曲り、節くれのあるもの)を使用する。
シンプルに…

何十年も住んで感じる天然乾燥材の木の変化。あえて色と匂いが飛んでしまう人工乾燥を避けた材料を使用する。
シンプルに…

あちらこちらの新築と同時に発生する民家の古材。その中で使えるもの(古い建具・古い瓦など)は再利用する。
これが、私たちの考える住居空間です

つかえるものは、つかいましょう

平屋から2階建にしました。以前は土蔵の梁として使われていた古材(栗材)を使用して小屋組みを変えています。床は信州唐松、階段はハンノ木。
トイレ手洗い(陶芸家:宮崎氏作)に、桜のカウンター、茅葺き屋根に使われていたスス竹を給水管の化粧に使用。
台所
レンジフードは、昔から伝わる大工技術を応用して作りました。
所在地 長野県蓼科高原
設計者 関 謙二
用途 別荘
構造・規模 木造2階建 延床面積31坪
竣工 平成16年6月
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