信濃境のK様の民家再生に携わったのは令和1年から令和2年の事でした。
たしか築100年以上の民家を地盤調査から丁寧に調査し、基礎の補強から行い、令和3年、めでたく完成しました。
当時、お施主様のKさんの希望が「あと100年持ちこたえ、長期に渡って住み続けられる住宅」という大きなテーマをいただいたのを思い出します。
それ以来、次の目標もいただきました。
「『向かいの枝垂れ桜を見るためのデッキ』を作りましょう」という事で、今年この目標に向けて1月から材料の手配から始まりました。
ようやく材料も揃い、建方の日を迎えたところです。
特長 材料がデッキ製作には滅多に使われない材料を使用しています。
田の在庫していた天然木曽桧と、今年冬期伐採した木曽五木の一つ 天然木曽ヒバ材を主に使用しています。
ただ、木曽のヒバ材が全て調達出来なかった為、青森ヒバと能登ヒバを代用することになりました。
本来なら4月末の連休に間に合わせたかったのですが、材料入手がうまくいかず8月中旬のこちらの旧盆ごろ完成となります。