2022.09.02

民家移築再生 完成 ー長野県富士見町ー

再生工事

7月末、富士見町への移築再生工事が完成しました。

お施主様ご夫妻は、何年も海外生活をご経験されたことからか日本民家に思い入れがあり、

数年に渡り民家を探していらっしゃいました。

なかなか気に入った民家を見つけることが出来ませんでしたが、一昨年の初冬、

たまたま解体を行う築137年の民家にめぐり逢い、お気に召していただき、

今回の移築再生の運びとなりました。

再生された民家も、お施主様ご夫妻も、

富士見町のこののどかな地で末永く過ごされることを願い

「設計者の私はいませんが、あと100年は大丈夫ですよ!」

と申し上げ、お引渡しをさせていただきました。

 

 

 

 

2022.02.12

冬景色 -長野県 富士見町ー

再生工事

一昨年の暮れ、移築再生のため築137年の古民家の解体工事を行いました。

昨年末から、解体した民家の墨付・加工を工場で行っておりまして、

今年1月から、いよいよ現場での再生工事が始まりました。

2月10日の降雪まで天候に恵まれ、土台敷から一階部分の建方までが完成したところです。

大きく長く、複雑な梁組を組んでいく建方の様子はとても壮大で、感動しました。

職人の高揚感、そして慎重に進める姿にも、いつもながら感動しました。

 

お施主様は、以前から移住する古民家を探していらっしゃいまして、

私共の「ぼちぼち計画」の民家にも何度も足をお運びいただいていた方です。

海外勤務を終えたタイミングで本格的に探し始め、私共もいろいろと試みていましたが

なかなか現地再生民家(もともと建っていた場所での建物再生)を

見つけることは難しいものでした。

最終的に、土地を決定し、別の地に建つ古民家の移築再生工事の計画となりスタートしました。

 

雪かきを終えて、続きの工事が始まりました。

春の兆しが見えるころ、屋根下地が出来上がる建前となります。

 

 

 

同じ富士見町で「ぼちぼち計画」初の、新築の建物の販売を行っています。

通称「ショウリョウバッタの家」

こちらも雪かきを終えた雪景色の中で、

春を待つ庭の植物が際立つようになりました。

山梨との県境にありまして、日当たりが良い地域です。

諏訪地方で梅がいち早く咲く寺院として有名な、三光寺様が近くにあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

2021.07.07

ー 安曇野 ー 周岳山 法蔵寺 

再生工事

安曇野にあります法蔵寺様の、寺務室の改修と

小屋裏の束柱・貫の入れ替えを行わせていただきました。

 

昭和の初め頃の改修で取り付けた天井を取外し、

昔は現しになっていた「小屋組」を煤払いしまして、

また室内に見えるようにしました。

 

建物が大きい為、再度表れた小屋組の迫力はなかなかのものです。

 

 

 

 

 

 

束柱は150角の桧ですが、写真で見ると120角くらいにしか見えません。

それほど、この建物を構成している廻りの部材が如何に大きいのかということが解ります。

 

 

法蔵寺様の魅力は本堂の他にも、庭園、山門といろいろあり、

また、定期的に庫裡で芸術展も開催されています。

美術館で見る作品とは、また一味違う雰囲気を味わうことが出来ます。

 

7月27日(火)から 安曇野涼風扇子展 が開催されます。

梅雨明けの暑さ厳しい頃になります。

涼をとりながらぜひご覧いただければと思います。

 

 

2021.02.04

古民家 移築再生計画

再生工事

暮れも押し迫った昨年の12月、長野県茅野市丸山地区にありました

築137年の平屋建て古民家の解体工事を行いました。

この建物は、今年、移築再生されます。しばらくは工場で保管します。

 

代々、糀と味噌を扱った旧家でした。

大黒柱・小黒柱はケヤキ材、その他の柱は八ヶ岳のコメ栂と栗材を併用しています。

梁は地松で、通し長さは16mにも及ぶ材を使っていました。

二重から三重に組み合わせていますので、

解体→組立の順番を、番付に残す事が重要でした。

棟札がしっかり残っていましたので、

この建物の建築年月日・棟梁名もわかりました。

明治16年(1883年)11月上棟。

棟梁はとなり村の原村に住む清水市造輝一氏、

杣工棟梁も同地に住む荒木橋造氏と記されていました。

   

本年6月より、仮組立て・部材の取替等、

移築再生計画に向けての工事が始まります。

移築先は、諏訪郡富士見町です。農業もできる広い土地です。

平屋建てか、一部小屋裏を利用して2階建てを予定しています。

随時、進行状況をお知らせ致します。

 

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