安曇野にあります法蔵寺様の、本堂・庫裏営繕事業が完成しました。
木製建具を再生して、内部には防犯性と断熱性を上げる新規樹脂サッシを取り付けました。
お参りに来られる方は「今までと何かが変わっているけれど一見何だかよくわからない」
伝統を残す良き営繕事業を行わせていただきました。
安曇野 法蔵寺様 浄土宗開宗850年慶讃記念事業 完成
安曇野にあります法蔵寺様の、本堂・庫裏営繕事業が完成しました。
木製建具を再生して、内部には防犯性と断熱性を上げる新規樹脂サッシを取り付けました。
お参りに来られる方は「今までと何かが変わっているけれど一見何だかよくわからない」
伝統を残す良き営繕事業を行わせていただきました。
浄土宗開宗850年慶讃 本堂・庫裏営繕事業
昨年末より、安曇野市にあります 周岳山 法蔵寺様の
本堂・庫裏営繕事業の仕事を行わせていただいております。
今までの本堂木製建具を再生し、更に内側に樹脂サッシを付け加え
防犯性と断熱性を増す工事です。
毎年いろいろとお世話をいただいております法蔵寺様。
思い起こせば3年前のちょうど今頃は、
庫裡の小屋裏に潜って煤だらけになって、
小屋裏の改修をしていたことを思い出します。
埃と煤で、手元も見えない息も出来ないくらい大変な改修を
僅か三か月で終了させたこと・・・・
昨日のことのように記憶が鮮明に甦ります。
たった3年前のことですが == ただただみんな若かった! ==
佛法紹隆寺内 開雲寺寮(庫裡)内外装修繕工事 ー長野県諏訪市ー
ー 佛法紹隆寺 ー
現在、開雲寺寮は佛法紹隆寺の御住職の庫裡として使用されていますが、
元々は 初代高島藩主 諏訪頼水公の父、頼忠公を祀るために
建てられた建物であったようです。
今回は、老朽化により1970年(昭和45年)に建て替えられた
開雲寺寮を、修繕という方法で再生を試みました。
( 耐震・断熱性能等現行法に沿うかたちで見直しを行っています。)
そもそも建物を残すことも大切でしたが、この立地条件が、
1712年(正徳2年)4代藩主 忠虎公の命により築造された
石垣の上に建てられていることが大切でした。
300年を超える石垣(布積・打込接方式と思われる)が美しく映える環境、
寺院という長い時間を伴う環境にとけ込める再生を
如何に実現するかということににかかっていました。
10月1日から、ここ佛法寺様では、
「諏訪神仏習合プロジェクト」の企画のもと、
11月27日まで秘仏が公開されます。
紅葉も大変きれいなお寺様ですのでぜひこの期間に参拝にお出掛けくださいませ。
2021年 「再生」 「新築」 「移築再生」
あっ という間に2021年もうすぐ終わりを迎えます。
田空間工作所の一年を振り返りますと、
一、安曇野 法蔵寺様の改修(小屋梁の再生)
二、ぼちぼち計画初の新築工事(なんと命名「ショウリョウバッタの家」)
三、築137年、代々糀と味噌を扱った旧家の、古民家移築再生
ぼちぼち計画「ショウリョウバッタの家」は2022年の新春に完成します。
1月に見学会を行いますので、寒い季節ですがぜひお出掛けください。
古民家移築再生は、着々と工事が進んでいます。
新春に建方の予定で、現在は工場で新・古の木材の墨付加工を行っています。
梁の通し長さが16mにも及ぶ大きい民家の再生。
梁組みも、二重から三重に組み合わせている古民家なので、
長年民家に携わっている設計者、大工共に知恵を絞りだしながらの作業です。
本日、仕事納めです
どうぞ、良いお年をお迎えください