さて、すでにこの登山から早いもので一か月が経とうとしています。
遅ればせながら、登山報告をしたいと思います。
9/2~9/5の4日間、播隆上人追慕登山に参加し、槍ヶ岳に登山して参りました。
台風も近づいていたこともあり、天候を心配していましたが、
良いお天気に恵まれ、雨具の出番はほんの10分程度でした。
播隆上人の追慕登山という事ですが、
この山で亡くなられた方々も追慕しながらの登山でした。
まずは、上高地の慰霊碑前で皆で手を合わせ、
途中山小屋スタッフが雪崩で亡くなられた場所でも手を合わせました。
そして途中、播隆屈と呼ばれる、播隆上人が槍ヶ岳開山の際に
ベースキャンプとして使われていた場所でもお経をあげ、清掃してきました。
天気が良かった今回の登山でしたが、残念ながら槍ヶ岳山頂は霧の中で、
周りの景色を見ることは出来ませんでした。
翌朝、ご来光を望み、3日目に突入です。
雨天予報の三日目でしたが朝の天気予報が急に好転し、本部の方々が急遽予定を変更し、
中岳方面に縦走しながら下山することになりました。
朝6時出発し、予定の小屋に到着したのは午後6時近く・・・。
少々ハードでしたが穂高連峰を始め絶景続きの下山でした。
恥ずかしながら、
この登山に参加するまで播隆上人のことをよく知らず、
松本駅お城口にある播隆上人像にも初めて手を合わせました。
今でも険しいこの山を、
約200年も前に開山した播隆上人に思いを馳せた登山でした。
来年もできれば参加したいと思います。
播隆隊の皆さん、ありがとうございました。
–追記– 2016.10.11
先週、玄向寺様から登山の写真や、地元の新聞に載った記事のコピーなどが送られてきました。
その中の一枚の写真がとてもいい写真でしたので載せたいと思います。
播隆屈の上で槍をバックに合掌。
ちなみに来年度も、9月第一金、土、日、月曜日と播隆上人追慕登山を行う予定だそうです。
どなたでも参加できますので興味のある方は是非!
詳しくは玄向寺様HPをご覧ください。