2022.10.18

佛法紹隆寺内 開雲寺寮(庫裡)内外装修繕工事  ー長野県諏訪市ー

田のさまざまな仕事

ー 佛法紹隆寺 ー

 

現在、開雲寺寮は佛法紹隆寺の御住職の庫裡として使用されていますが、

元々は 初代高島藩主 諏訪頼水公の父、頼忠公を祀るために

建てられた建物であったようです。

 

今回は、老朽化により1970年(昭和45年)に建て替えられた

開雲寺寮を、修繕という方法で再生を試みました。

( 耐震・断熱性能等現行法に沿うかたちで見直しを行っています。)

 

 

そもそも建物を残すことも大切でしたが、この立地条件が、

1712年(正徳2年)4代藩主 忠虎公の命により築造された

石垣の上に建てられていることが大切でした。

 

300年を超える石垣(布積・打込接方式と思われる)が美しく映える環境、

寺院という長い時間を伴う環境にとけ込める再生を

如何に実現するかということににかかっていました。

 

 

10月1日から、ここ佛法寺様では、

「諏訪神仏習合プロジェクト」の企画のもと、

11月27日まで秘仏が公開されます。

 

紅葉も大変きれいなお寺様ですのでぜひこの期間に参拝にお出掛けくださいませ。

 

2022.09.02

民家移築再生 完成 ー長野県富士見町ー

再生工事

7月末、富士見町への移築再生工事が完成しました。

お施主様ご夫妻は、何年も海外生活をご経験されたことからか日本民家に思い入れがあり、

数年に渡り民家を探していらっしゃいました。

なかなか気に入った民家を見つけることが出来ませんでしたが、一昨年の初冬、

たまたま解体を行う築137年の民家にめぐり逢い、お気に召していただき、

今回の移築再生の運びとなりました。

再生された民家も、お施主様ご夫妻も、

富士見町のこののどかな地で末永く過ごされることを願い

「設計者の私はいませんが、あと100年は大丈夫ですよ!」

と申し上げ、お引渡しをさせていただきました。

 

 

 

 

2022.06.01

長野県富士見町(小淵沢ICから車で10分)「販売内覧会」開催中

ぼちぼち計画【信濃境の家】


「信濃境の家」いよいよ花盛りの季節を迎え、庭と風景は色とりどりになりました。

初夏の販売内覧会を開催しています。

 

例年になく寒く多雪と寒波にみまわれた、久しぶりに諏訪地方らしい冬を静かに過ごした花々が次々と咲いています。

 

ほど近い場所にある井戸尻遺跡も、これから蓮の花の見ごろの季節を迎えます。

散策がてら、このしょうりょうバッタの家をご見学いただければ最高ですね。

ぜひ、ローカル線のJR信濃境駅に降り立ちおいでください。

(駅より徒歩10分です)

 

内覧会の詳細はこちらです → 「信濃境の家」

 

 

 

 

 

 

 

2022.02.12

冬景色 -長野県 富士見町ー

再生工事

一昨年の暮れ、移築再生のため築137年の古民家の解体工事を行いました。

昨年末から、解体した民家の墨付・加工を工場で行っておりまして、

今年1月から、いよいよ現場での再生工事が始まりました。

2月10日の降雪まで天候に恵まれ、土台敷から一階部分の建方までが完成したところです。

大きく長く、複雑な梁組を組んでいく建方の様子はとても壮大で、感動しました。

職人の高揚感、そして慎重に進める姿にも、いつもながら感動しました。

 

お施主様は、以前から移住する古民家を探していらっしゃいまして、

私共のぼちぼち計画の民家にも何度も足をお運びいただいていた方です。

海外勤務を終えたタイミングで本格的に探し始め、私共もいろいろと試みていましたが

なかなか現地再生民家(もともと建っていた場所での建物再生)を

見つけることは難しいものでした。

最終的に、土地を決定し、別の地に建つ古民家の移築再生工事の計画となりスタートしました。

 

雪かきを終えて、続きの工事が始まりました。

春の兆しが見えるころ、屋根下地が出来上がる建前となります。

 

 

 

同じ富士見町で「ぼちぼち計画」初の、新築の建物の販売を行っています。

通称「ショウリョウバッタの家」

こちらも雪かきを終えた雪景色の中で、

春を待つ庭の植物が際立つようになりました。

山梨との県境にありまして、日当たりが良い地域です。

諏訪地方で梅がいち早く咲く寺院として有名な、三光寺様が近くにあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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