2021.08.23

2021 ガラス展   Mariko Seki

田のさまざまな仕事

田空間工作所に所属していました、関真梨子さんの

渡独直前のガラス展が、

「信州 ぼたんの寺」で有名な玄向寺様で開催されます。

2021年8月28日(土)・29日(日)

11:00~16:30(29日は16:00まで)

新型コロナウィルスあり、いろいろあり、

たくさんの思いを胸に、日本からドイツへと旅立つ、

まりちゃんの、一先ず日本での最後のガラス展です。

感染対策を充分に行い開催されます。

御寺様の本堂での開催は、ギャラリーで見るガラスとは

一味違う空間を感じることが出来ると思います。

どうぞ、お出掛けくださいませ。

 

2021.07.07

ー 安曇野 ー 周岳山 法蔵寺 

再生工事

安曇野にあります法蔵寺様の、寺務室の改修と

小屋裏の束柱・貫の入れ替えを行わせていただきました。

 

昭和の初め頃の改修で取り付けた天井を取外し、

昔は現しになっていた「小屋組」を煤払いしまして、

また室内に見えるようにしました。

 

建物が大きい為、再度表れた小屋組の迫力はなかなかのものです。

 

 

 

 

 

 

束柱は150角の桧ですが、写真で見ると120角くらいにしか見えません。

それほど、この建物を構成している廻りの部材が如何に大きいのかということが解ります。

 

 

法蔵寺様の魅力は本堂の他にも、庭園、山門といろいろあり、

また、定期的に庫裡で芸術展も開催されています。

美術館で見る作品とは、また一味違う雰囲気を味わうことが出来ます。

 

7月27日(火)から 安曇野涼風扇子展 が開催されます。

梅雨明けの暑さ厳しい頃になります。

涼をとりながらぜひご覧いただければと思います。

 

 

2021.06.26

田の造る椅子シリーズ

田のさまざまな仕事

田の職人が造る椅子シリーズ

 

 「栗の木ベンチ」 「古材を使ったベンチ」

 

 ご希望ございましたら作製します。

 

2021.02.04

古民家 移築再生計画

再生工事

暮れも押し迫った昨年の12月、長野県茅野市丸山地区にありました

築137年の平屋建て古民家の解体工事を行いました。

この建物は、今年、移築再生されます。しばらくは工場で保管します。

 

代々、糀と味噌を扱った旧家でした。

大黒柱・小黒柱はケヤキ材、その他の柱は八ヶ岳のコメ栂と栗材を併用しています。

梁は地松で、通し長さは16mにも及ぶ材を使っていました。

二重から三重に組み合わせていますので、

解体→組立の順番を、番付に残す事が重要でした。

棟札がしっかり残っていましたので、

この建物の建築年月日・棟梁名もわかりました。

明治16年(1883年)11月上棟。

棟梁はとなり村の原村に住む清水市造輝一氏、

杣工棟梁も同地に住む荒木橋造氏と記されていました。

   

本年6月より、仮組立て・部材の取替等、

移築再生計画に向けての工事が始まります。

移築先は、諏訪郡富士見町です。農業もできる広い土地です。

平屋建てか、一部小屋裏を利用して2階建てを予定しています。

随時、進行状況をお知らせ致します。

 

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