5月に行われる晋山式を前に、改修工事に携わらせていただきました。
この佛法紹隆寺様は、私達の工場のすぐ近くの山際にあり、
秋になると大きなイチョウの木のライトアップが一際目を引き、
地元で親しまれているお寺です。
御朱印を頂いたり、少し休憩できる事を目的とした建物、「桜寮」の改修を行いました。
解体中の写真です。
毎回、解体の現場を見る度、
本当に大変な作業だと感じます。
コンクリートも新たに打設です。
中も外も形になってきました。
そして先日完成し、引渡しを終える事が出来ました。
5月に迫った晋山式、無事に迎えられそうです。
この佛法寺は大同元年(806)征夷大将軍坂上田村麿が諏訪大明神へ戦勝報告の際に、
「神宮寺」と共に開基されたと伝わります。
その後、弘法大師空海和尚により、「神宮寺」を真言宗流布の寺(真言宗をひろめる寺)とし、
当山を「真言宗の学問の道場」と草創され、信州・甲州にわたる田舎本山となったそうです。
広い敷地内にはたくさんの由緒ある御堂等があり、
歴史ある庭園もあります。
イチョウの時期はもちろん、それ以外の季節も、とても見応えのあるお寺です。
是非参拝してみて下さい。