2024.06.10

田 五千尺山荘 修繕工事

再生工事

4月からは、踊場湿原ではカジカカエルの大合唱が始まりました。

 

田空間工作所の本社を一部兼ねます山荘民家です。

 

前の持ち主のTさんより建物を引き継ぎ、すでに6年が経ちました。以前から五千尺山荘として山荘を営まれていましたので、同じ名前のまま『田(でん)五千尺山荘』と呼ぶことにしました。

 

風雨で、屋根・給排水設備の痛みが進み、今年1階内部の修繕と1階屋根の葺替えに挑んでいます。

内部は木曾桧(天然林の物=官材)の梁・柱で補強取替しています。また広葉樹の栗・ケヤキ・センなどを大黒柱・小黒柱に入替え、皆様に来荘された時説明できる様な工夫も行っています。

 

お客様の工事の合間に行っていますので、なかなか仕事が進まないのが現状です。今年こそは1階の修繕を完成させたいと意気込んでいます。

 

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⓵差し鴨居で2階台を補強。 

②小屋梁を補強。

③床はスタイロフォーム断熱50㎜×2重+防湿シート張り。

④2階台を天然木曽桧で補強。柱は全て木曽桧材。

⑤2階台の下に天井を組む。天竜杉丸太を化粧垂木に見せる。

⑥化粧棟木は古材(赤松)。

⑦棟木を支える差し鴨居は桂材。大黒柱はケヤキとセン・栗・木曽桧などいろいろ使っています。

⑧2階の現状。1階屋根取合部補強します。

⑨2階減築の為、一部構造材を組立て1階屋根との取合を調整。

⑩現場の敷地内。

⑪野地板(ア)30㎜を現場で天然乾燥(富士見町の赤松材)。

2023.10.26

「住宅の再生」 城山の家 

再生工事

本年4月より取り組みました「城山の家 再生工事」は

10年以上空き家となっていた平屋建ての建物です。

昭和50年に別荘として建てられた建物を、

今回は模様替えという方法で再生しました。

 

(外観について)

城山に建つこの家は、松本市に明治時代より発展した

「擬洋風学校建築」ならびに、大正期の(旧)松本高等学校(あがたの森)

を参考に、風致地区内にあることを考慮し、下見板張りと漆喰塗の外壁、

昭和50年代のタイル貼壁等で構成した外観に整えました。

また屋根の中央、四角形平面の塔屋の上に

少々風変わりの小屋裏換気口を取り付けています。

 

(内装について)

この建物の模様替えをご依頼いただいたお施主様が、海外生活の長いことも

あり、内装床にタイル貼りを多く使用しています。

そして、全館ほぼ床暖房を施し、予備暖房に蓄熱暖房機も用意されています。

またお施主様が音楽家でもありピアノを弾かれることも考慮に入れ、

窓のトリプルガラス化、内壁・天井裏は吸音・断熱を含め2層化しています。

 

細かく室割をせず、広い空間をうまく使い分けすることで

よりストレスなく住みやすく過ごしやすい空間になったのではないでしょうか。

 

城山の家は、何時誰が来ても過ごしやすく、そして何十年後かに

次の世代に受け継がれることを、お施主様も田も願っています。

 


 

 

再生前の建物の様子

 

 

 

 

 

 

 

2022.09.02

民家移築再生 完成 ー長野県富士見町ー

再生工事

7月末、富士見町への移築再生工事が完成しました。

お施主様ご夫妻は、何年も海外生活をご経験されたことからか日本民家に思い入れがあり、

数年に渡り民家を探していらっしゃいました。

なかなか気に入った民家を見つけることが出来ませんでしたが、一昨年の初冬、

たまたま解体を行う築137年の民家にめぐり逢い、お気に召していただき、

今回の移築再生の運びとなりました。

再生された民家も、お施主様ご夫妻も、

富士見町のこののどかな地で末永く過ごされることを願い

「設計者の私はいませんが、あと100年は大丈夫ですよ!」

と申し上げ、お引渡しをさせていただきました。

 

 

 

 

2022.02.12

冬景色 -長野県 富士見町ー

再生工事

一昨年の暮れ、移築再生のため築137年の古民家の解体工事を行いました。

昨年末から、解体した民家の墨付・加工を工場で行っておりまして、

今年1月から、いよいよ現場での再生工事が始まりました。

2月10日の降雪まで天候に恵まれ、土台敷から一階部分の建方までが完成したところです。

大きく長く、複雑な梁組を組んでいく建方の様子はとても壮大で、感動しました。

職人の高揚感、そして慎重に進める姿にも、いつもながら感動しました。

 

お施主様は、以前から移住する古民家を探していらっしゃいまして、

私共のぼちぼち計画の民家にも何度も足をお運びいただいていた方です。

海外勤務を終えたタイミングで本格的に探し始め、私共もいろいろと試みていましたが

なかなか現地再生民家(もともと建っていた場所での建物再生)を

見つけることは難しいものでした。

最終的に、土地を決定し、別の地に建つ古民家の移築再生工事の計画となりスタートしました。

 

雪かきを終えて、続きの工事が始まりました。

春の兆しが見えるころ、屋根下地が出来上がる建前となります。

 

 

 

同じ富士見町で「ぼちぼち計画」初の、新築の建物の販売を行っています。

通称「ショウリョウバッタの家」

こちらも雪かきを終えた雪景色の中で、

春を待つ庭の植物が際立つようになりました。

山梨との県境にありまして、日当たりが良い地域です。

諏訪地方で梅がいち早く咲く寺院として有名な、三光寺様が近くにあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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