2025.07.30

K様邸外部デッキ製作風景 7/20

田のさまざまな仕事

信濃境のK様の民家再生に携わったのは令和1年から令和2年の事でした。

 

たしか築100年以上の民家を地盤調査から丁寧に調査し、基礎の補強から行い、令和3年、めでたく完成しました。

 

当時、お施主様のKさんの希望が「あと100年持ちこたえ、長期に渡って住み続けられる住宅」という大きなテーマをいただいたのを思い出します。

 

それ以来、次の目標もいただきました。

 

「『向かいの枝垂れ桜を見るためのデッキ』を作りましょう」という事で、今年この目標に向けて1月から材料の手配から始まりました。

 

ようやく材料も揃い、建方の日を迎えたところです。

 

 

特長 材料がデッキ製作には滅多に使われない材料を使用しています。

   田の在庫していた天然木曽桧と、今年冬期伐採した木曽五木の一つ 天然木曽ヒバ材を主に使用しています。

   ただ、木曽のヒバ材が全て調達出来なかった為、青森ヒバと能登ヒバを代用することになりました。

 

本来なら4月末の連休に間に合わせたかったのですが、材料入手がうまくいかず8月中旬のこちらの旧盆ごろ完成となります。

 

2025.07.04

甲府市M邸新築工事 完成

新築工事

昨年10月に着工したM邸が6月末に完成しました。

猛暑の前に完成し、涼しく夏を過ごせる家になりました。

 

お施主様のご厚意により写真を載せさせていただきます。

 

 

床は床暖用のブラックウォールナットの無垢材です。

 

階段は全て木曽ヒノキ材です。

 

TOTOのアイランド型対面キッチンと床暖房と天井埋込型エアコンを装備したLDKです。

 

2階の床はナラの無垢材を匠のオイル拭きで仕上げています。建具は全て木曽のサワラ材で仕上げています。

 

床はナラの無垢材、天井・壁は珪藻土クロス貼りに仕上げています。

2025.06.16

『安曇野河童伝説・これが安曇野だ!』展

田の日常

今年も中嶋大道さんのステンレス鋼の彫刻展が周岳山 法蔵寺内で始まりました。

 

=『安曇野河童伝説・これが安曇野だ!』展=

 

ここ5~6年に渡り製作された、彫刻が境内から庫裡にわたり展示されています。

興味をそそる作品が多いので、ぜひお出かけしてみられたらどうでしょうか。

 

なんと、片腕がない河童のヴィーナス! 昨年に続き山門の前に登場しました。

 

 

今年新作品登場!!

本堂の四方拝石の上、河童を超える新しい生き物がいます。

河童・・・?・・・人・・・?角をもった昆虫・・・?  天を仰ぎ、何かを唱えているのでしょうか。

 

 

中嶋大道さん、お年も召されてきましたが、まだこの迫力ある作品を作られている。すごい。

=すごいですネ= 

日本を代表する彫刻家の一人だと思いませんか。安曇野にはこんな方がいるんですね。

 

※私たちも負けてはいられません。 =残すぞ、日本の民家= です。

2025.06.04

霧ヶ峰農場から始まる田の農業

田の日常

霧ヶ峰高原にのぼる道中に、地元では「霧ヶ峰農場」または「霧ヶ峰牧場」と言っている、昔から牧畜を主に行っている地区があります。

一面牧草地が広がり、牧歌的な素晴らしい風景が広がります。

 

しかし昭和の初期と思いますが、当時この極寒の荒地に入植された開拓者の方々のおかげでここまでの素晴らしい風景が生まれました。

 

当時、道路もろくにないこの地で牛や馬と共に伐採・開墾をされた苦労がいかほどの物であったか、想像を絶するものがあります。

 

 

田空間工作所の次の目標でもある霧ヶ峰農場で高原野菜を作る事業が始まります。牧場主(霧ヶ峰種畜牧場)の土屋さんのご厚意により、試験作物を植える土地をお借り出来る様になりました。

 

まずは雑草を一度刈り取ります。来週から雑草の根を抜き取り整地作業にはいります。

 

 

 

≪若手紹介≫

 

今年4月より入社した若者2名です。まさかの農業実習も快くやってくれています。

彼らの本来の希望は日本伝統建築技能者です。早く成長してほしいものです。

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